ロベルト・スカイヤーズ

ロベルト・スカイヤーズ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ロベルト・スカイヤーズ・ペレス
ラテン文字 Roberto Skyers
愛称 La Bala de Minas[1]
(The Minas Bullet)
国籍  キューバ
競技 陸上競技短距離走
種目 100m, 200m
生年月日 (1991-11-12) 1991年11月12日(32歳)
出身地 キューバの旗 カマグエイ州ミナス(英語版)
身長 183cm
体重 83kg
成績
オリンピック 200m:準決勝2組8着(2016年
4x100mR:予選2組7着(2016年
世界選手権 200m:準決勝3組5着(2015年
4x100mR:予選2組6着(2017年
地域大会決勝 パンアメリカン競技大会
200m:優勝(2011年
4x100mR:4位(2011年)
自己ベスト
100m 9秒98(2019年)キューバ記録
200m 20秒02(2015年)キューバ記録
獲得メダル
陸上競技
 キューバ
パンアメリカン競技大会
2011 グアダラハラ 200m
パンアメリカン・スポーツフェスティバル
2014 メキシコシティ 200m
中米カリブ競技大会
2014 ハラパ 200m
イベロアメリカ選手権
2016 リオデジャネイロ 4x100mR
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ロベルト・スカイヤーズ・ペレスRoberto Skyers Pérez1991年11月12日 ‐ )は、キューバミナス(英語版)出身の陸上競技選手。専門は短距離走100mのキューバタイ記録保持者であり、200mのキューバ記録保持者。

経歴

2009年

17歳の若さで3月14日に200mで20秒24(+1.4)の好タイムをマークした。これは最終的に2009年ジュニア世界ランク2位の記録となった[2]

2011年

2011年10月にパンアメリカン競技大会に出場すると、男子200mと4×100mリレーで決勝まで進出した。27日の200m決勝ではランスフォード・スペンス(英語版)(20秒38)やブルーノ・デ・バロス(20秒45)を抑えて20秒37(-1.0)で優勝した[3]。28日の4×100mリレー決勝ではアンカーを務めて39秒75をマークするも、メダルまであと一歩の4位に終わった。

2012年

8月7日のロンドンオリンピック男子200m予選でオリンピックに初出場を果たすも、20秒66(+1.1)の組4着に終わり、着順で予選を突破できた組3着とは0秒04差、タイムで拾われた最後の枠(全体24位)の選手とは0秒03差で準決勝進出を逃した[4]

2014年

11月27日の中米カリブ競技大会男子200m決勝で20秒47(-1.8)をマークし、ライネル・メナ(英語版)(20秒54)やホセ・カルロス・エレーラ(20秒63)を抑えて優勝した[5]

2015年

7月のパンアメリカン競技大会に出場すると、23日の男子200m準決勝を20秒09(+1.0)の自己ベストで突破し、2大会連続となる決勝に進出した。24日の決勝では準決勝のタイムを更に縮め、1978年にシルビオ・レオナルドが樹立したキューバ記録(20秒06)を塗り替える20秒02(+0.3)をマークしたが、この決勝は1位のアンドレ・ドグラスが19秒88、2位のラシード・ドワイヤーと3位のアロンソ・エドワードが共に19秒90と、3位までが19秒台というハイレベルなものとなったため、好タイムをマークしながらメダルを逃した[6]。8月の北京世界選手権世界選手権に初出場を果たすと、25日の男子200m予選を20秒29(+0.1)の組2着で突破し、オリンピックも含めて自身初となる準決勝に進出した。26日の準決勝では予選のタイムを縮める20秒23(+0.8)をマークしたが、組5着(全体12位)に終わり決勝進出を逃した[7]

2016年

2大会連続のオリンピック出場となった8月のリオデジャネイロオリンピックでは、16日の男子200m予選を20秒44(0.0)の組2着で突破。昨年の北京世界選手権に続いて世界大会の準決勝に進出するも、翌日の準決勝は20秒60(-0.3)とタイムを落として敗退した[8]

自己ベスト

  • 記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 9秒98 (+1.0) 2019年2月22日 キューバの旗 カマグエイ キューバタイ記録
200m 20秒02 (+0.3) 2015年7月24日 カナダの旗 トロント キューバ記録

主な成績

  • 備考欄の記録は当時のもの
大会 場所 種目 結果 記録 備考
2009 アルバ競技大会 (en キューバの旗 ハバナ 200m 優勝 20秒27 (+2.3)
4x100mR 優勝 39秒77 (2走)
中米カリブ選手権 (en キューバの旗 ハバナ 4x100mR 予選 DNF (2走)
2010 イベロアメリカ選手権 (en スペインの旗 サン・フェルナンド 100m 4位 10秒40 (-0.2)
2011 アルバ競技大会 (en ベネズエラの旗 バルキシメト 200m 優勝 20秒44 (+2.4)
4x100mR 優勝 39秒34 (4走)
パンアメリカン競技大会 (en メキシコの旗 グアダラハラ 200m 優勝 20秒37 (-1.0)
4x100mR 4位 39秒75 (4走)
2012 オリンピック イギリスの旗 ロンドン 200m 予選 20秒66 (+1.1)
2014 世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x100mR B決勝 38秒60 (2走)
パンアメリカン
スポーツフェスティバル (en
メキシコの旗 メキシコシティ 200m 2位 20秒28 (+0.6) 自己ベスト
中米カリブ競技大会 (en メキシコの旗 ハラパ 200m 優勝 20秒47 (-1.8)
2015 世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x100mR B決勝 39秒04 (2走)
パンアメリカン競技大会 (en カナダの旗 トロント 200m 4位 20秒02 (+0.3) キューバ記録
4x100mR 予選 39秒61 (2走)
世界選手権 中華人民共和国の旗 北京 200m 準決勝 20秒23 (+0.8)
2016 イベロアメリカ選手権 (en ブラジルの旗 リオデジャネイロ 200m 準決勝 DNF
4x100mR 3位 38秒93 (2走)
オリンピック ブラジルの旗 リオデジャネイロ 200m 準決勝 20秒60 (-0.3)
4x100mR 予選 38秒47 (2走)
2017 世界選手権 イギリスの旗 ロンドン 4x100mR 予選 39秒01 (2走)

脚注

  1. ^ 15th IAAF World Championships / Athlete biographies - men (8ページ参照) (PDF, 5.9 MB) 国際陸上競技連盟 2016年06月04日閲覧
  2. ^ “2009年ジュニア男子200m世界ランキング”. 国際陸上競技連盟. 2016年9月13日閲覧。
  3. ^ “Cisneros joins sub-48 club with 47.99, Thompson soars to 2.32m - Pan American Games, Day 5”. 国際陸上競技連盟 (2011年10月28日). 2016年6月4日閲覧。
  4. ^ “第30回オリンピック男子200m予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年6月4日閲覧。
  5. ^ “Borel captures second CAC gold”. The Trinidad Guardian Newspaper (2014年11月28日). 2016年6月4日閲覧。
  6. ^ “Oliver wins re-run 110m hurdles final in Pan American Games record”. 国際陸上競技連盟 (2015年7月25日). 2016年6月4日閲覧。
  7. ^ “第15回世界選手権男子200m準決勝サマリー”. 国際陸上競技連盟 (2016年). 2016年6月4日閲覧。
  8. ^ “第31回オリンピック男子200m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2016年8月17日). 2016年8月19日閲覧。

外部リンク

記録
先代
シルビオ・レオナルド
(20秒06)
1978年6月19日
男子200m
キューバ記録保持者
(20秒02)

2015年7月24日 -
次代
未定
陸上競技パンアメリカン競技大会金メダリスト – 男子200m
陸上競技中央アメリカ・カリブ海競技大会金メダリスト – 男子200m
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