関金林
| ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生誕 | (1989-04-25) 1989年4月25日(35歳) 黒竜江省チチハル市 | |||||||||||
身長 | 178 cm | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
コーチ | 劉穎 | |||||||||||
所属クラブ | 黒龍江SC | |||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||
| ||||||||||||
|
関 金林(かん きんりん、中国語: 关金林、英語: Jinlin Guan, 1989年4月25日 - )は、中華人民共和国黒竜江省チチハル市出身の元男性フィギュアスケート選手(男子シングル)、振付師。
経歴
黒龍江省チチハル市に生まれ6歳のころにスケートを始めた。2004-2005年シーズンより国際大会にデビューし、2005年世界ジュニア選手権では5位となった。
2007-2008年シーズン、1戦目のJGPウィーン杯で2位となり、2戦目のタリン杯で優勝を果たす。初出場のJGPファイナルでは5位に終わった。4度目の出場となる世界ジュニア選手権では3位。
2008-2009シーズン、シニアに移行しエリック・ボンパール杯とNHK杯にエントリーをされていたが、怪我のためにシーズンを棒に振った。
2013-2014シーズン、全国花様滑冰錦標賽で初めて3回転アクセルに挑戦し、3位。四大陸選手権では初めて3回転アクセルを成功させ、すべてのパーソナルベストを更新して7位となる。これが現役最後のシーズンとなった。
2014-15シーズン、当初はNHK杯にエントリーしていたが出場を辞退。現在は主にコーチ、振付師として活動している。
主な戦績
大会/年 | 2004-05 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世界選手権 | 17 | |||||||||
四大陸選手権 | 9 | 6 | 10 | 7 | ||||||
中国選手権[1] | 8 | 5 | 5 | 4 | 6 | 4 | 3 | |||
GPエリック杯 | 6 | |||||||||
GP中国杯 | 9 | 8 | 7 | |||||||
ユニバーシアード | 4 | 9 | ||||||||
世界Jr.選手権 | 5 | 18 | 6 | 3 | ||||||
JGPファイナル | 5 | |||||||||
JGPタリン杯 | 1 | |||||||||
JGPウィーン杯 | 2 | |||||||||
JGPスピンオブノルウェー | 2 | |||||||||
JGPSBC杯 | 2 | |||||||||
JGPバルト杯 | 4 | |||||||||
JGPハルビン | 4 | |||||||||
オーストラリアユース五輪 | 1 |
詳細
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 9 71.06 | 6 143.20 | 7 214.26 |
2013年12月28日 - 29日 | 全国花様滑冰錦標賽2013-2014(長春) | 5 65.59 | 2 147.96 | 3 213.55 |
2013年12月9日 - 15日 | ユニバーシアード冬季競技大会(トレンティーノ) | 4 69.45 | 11 116.24 | 9 185.69 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012年12月20日 - 21日 | 全国花様滑冰錦標賽2012-2013(ハルビン) | 4 62.47 | 3 131.84 | 4 194.31 |
2012年11月16日 - 18日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 5 65.77 | 6 126.22 | 6 191.99 |
2012年11月2日 - 4日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(上海) | 9 55.97 | 7 115.07 | 7 171.04 |
2011-2012 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | IF | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2012年1月4日-6日 | 中華人民共和国第12回全国冬季運動会(長春) | 5 90.02 | 7 60.25 | 10 111.54 | 8 261.81 |
2012年2月9日-12日 | 2012年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | - | 10 66.36 | 9 130.17 | 10 196.53 |
2011年9月20日-23日 | 全国花様滑冰錦標賽2011-2012(長春) | 3 93.21 | 13 49.80 | 3 134.96 | 6 277.97 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年2月15日 - 20日 | 2011年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 9 64.68 | 6 137.30 | 6 201.98 |
2011年1月31日 - 2月6日 | ユニバーシアード冬季競技大会(エルズルム) | 4 65.58 | 3 130.16 | 4 195.74 |
2010年12月23日 - 24日 | 全国花様滑冰錦標賽2010-2011(チチハル) | 6 55.58 | 4 121.10 | 4 176.68 |
2010年11月5日 - 7日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 8 64.95 | 7 131.97 | 8 196.92 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年3月22日 - 28日 | 2010年世界フィギュアスケート選手権(トリノ) | 19 59.45 | 16 123.23 | 17 182.68 |
2010年1月25日 - 31日 | 2010年四大陸フィギュアスケート選手権(全州) | 9 64.60 | 9 131.06 | 9 195.66 |
2009年10月29日 - 11月1日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 5 66.70 | 9 121.25 | 9 187.95 |
2009年9月4日 - 5日 | 全国花様滑冰錦標賽2009-2010(北京) | 3 60.51 | 5 110.74 | 5 171.25 |
2007-2008 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | IF[2] | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2008年2月25日-3月2日 | 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | - | 4 62.47 | 3 127.13 | 3 189.60 |
2008年1月18日-21日 | 中華人民共和国第11回全国冬季運動会(チチハル) | 7 83.44 | 5 63.05 | 3 130.06 | 5 276.55 |
2007年12月6日-9日 | 2007/2008 ISUジュニアグランプリファイナル(グダニスク) | - | 3 62.41 | 5 112.21 | 5 174.62 |
2007年9月20日-23日 | ISUジュニアグランプリ タリン杯(タリン) | - | 1 64.51 | 1 120.30 | 1 184.81 |
2007年9月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ ウィーン杯(ウィーン) | - | 3 55.68 | 2 127.96 | 2 183.64 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2007年2月26日 - 3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | 2 61.67 | 6 116.30 | 6 177.97 |
2007年1月19日 - 20日 | オーストラリアユースオリピックフェスティバル(シドニー) | 1 59.72 | 1 101.65 | 1 161.37 |
2006年9月28日 - 10月1日 | ISUジュニアグランプリ スピンオブノルウェー(オスロ) | 4 50.73 | 2 104.58 | 2 155.31 |
2005-2006 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2006年3月6日-12日 | 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(リュブリャナ) | 7 103.52 | 19 49.21 | 18 92.66 | 18 141.87 |
2005年10月20日-23日 | ISUジュニアグランプリ SBC杯(岡谷) | - | 4 50.60 | 2 97.83 | 2 148.43 |
2005年10月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ バルト杯(グダニスク) | - | 5 49.81 | 4 97.72 | 4 147.53 |
2004-2005 シーズン | ||||||
開催日 | 大会名 | 予選 | IF[2] | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2005年2月28日-3月6日 | 2005年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(キッチナー) | 8 90.42 | - | 6 57.04 | 5 109.41 | 5 166.45 |
2004年12月9日-11日 | 2004-2005全国花様滑冰錦標賽(北京) | - | 7 | 4 | 7 | 8 |
2004年9月16日-19日 | ISUジュニアグランプリ ハルビン(ハルビン) | - | - | 5 51.06 | 6 95.91 | 4 146.97 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2014-2015 | When I Was Your Man ボーカル:ブルーノ・マーズ | ||
2013-2014 | 死の舞踏 作曲:カミーユ・サン=サーンス | 雨に唄えば 作曲:ナシオ・ハーブ・ブラウン | |
2012-2013 | パーカッション・カルメン 編曲:ロディオン・シチェドリン | The Rose 曲:ウエストライフ | |
2011-2012 | |||
2010-2011 | Nothing Else Matters 曲:メタリカ | 歌劇『トゥーランドット』より 作曲:ジャコモ・プッチーニ | |
2009-2010 | コロブチカ 演奏:ボンド | ||
2007-2008 | タンゴ・デ・ロス・エクシラドス 演奏:ヴァネッサ・メイ | シルクロード・ジャーニー 演奏:ヨーヨー・マ | |
2006-2007 | I'm Sorry, I Love You 作曲:中村由利子 | 映画『ミッション』より 作曲:エンニオ・モリコーネ | |
2005-2006 | 映画『キング・アーサー』より 作曲:ハンス・ジマー | ||
2004-2005 | シークレット・ガーデン | The Hong Kong Police by Plan B |
脚注
- ^ 中国では全国選手権として複数の大会が行われている。ここでは、国内順位として国際スケート連盟に報告された大会の結果を記載している。複数の大会結果を総合して付けられた国内順位が報告されたシーズンは、総合順位を付ける際にもっとも比重の高かった大会の結果を記載している。
- ^ a b インタープリティブ・フリー。中国選手権はPCS係数が高いインタープリティブ・フリー、SP、FSの3演目で競われることがある。
ウィキメディア・コモンズには、関金林に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- 国際スケート連盟による関金林のバイオグラフィー(英語)
- 表示
- 編集